「看護師国家試験に落ちる人の特徴が知りたい」
「合格するための勉強法を教えて」
「看護師国家試験に一発で合格したい」
このような悩みにお答えします。
看護学生は、学校の課題や実習などと並行して国家試験対策をしなければいけません。忙しいことを理由に試験対策をサボってしまうと、3年間の努力を棒に振ってしまいます。
そこでこの記事では、以下について詳しく解説します。
- 看護師国家試験に落ちる人の特徴
- 合格する人の勉強法
- 勉強の効率を高める方法
落ちる人の特徴が分かれば、 忙しい学生生活でも効率の良い勉強ができます。国家試験に無事合格し春から看護師デビューするためにも、この記事を参考にしていただけると幸いです。
目次
看護師国家試験の合格率
令和3年度に行われた第110回看護師国家試験の合格率は「90.4%」です。
合格率が高い理由は、不合格者を出すための試験ではないからです。看護師国家試験は、看護師になるための基礎的な知識を習得できているか確認するためのものです。つまり、最低ラインを満たしているかを確認するための試験なのです。
しかし合格率が高いからといって油断は禁物です。厚生労働省によると学生時代に習うすべての単元が出題範囲になります。 そのため計画的に試験対策を行わなければいけないでしょう。
看護師国家試験に落ちる人に共通する6つの特徴
看護師国家試験に落ちる人の共通点は、以下の6つです。
- 試験対策を始めるのが遅い
- 勉強方法が間違っている
- イージーミスをする
- 場慣れしていない
- 体調管理できていない
- そもそも看護師になりたくない
落ちる人の共通点を知っておくと国家試験までに対策ができます。
1. 試験対策を始めるのが遅い
試験対策を始める時期が遅いことは、看護師国家試験に落ちる人の特徴です。
勉強時間が圧倒的に少なく、問題や試験慣れもできていないからです。
看護師国家試験対策は短期間でできるようなものではありません。大学なら4年間、専門学校なら3年間で学んだ全単元から出題されるため、対策といっても膨大な量になることが容易に想像できます。
加えて、実習や学校の試験・就職活動など卒業に向けて様々なことと同時並行で行わなければいけません。つまり看護学生は、とても忙しいのです。
そのため早い時期から計画的に試験対策をするとともに、問題慣れをしておくことが合格へのカギとなります。
2. 勉強方法が間違っている
看護師国家試験に落ちる人の致命的な問題として、勉強方法そのものが間違っていることが挙げられます。いくら時間をかけて試験対策をしたとしても、勉強方法が間違っていては効果的とは言えません。
例えば以下のような勉強方法をしているなら、改善の余地があります。
- 必須問題の対策が不十分
- 答えを丸暗記
- 色々な参考書に手を出して、どれも中途半端
- 手当たり次第に勉強
大前提として必須問題の対策は最優先しましょう。看護師国家試験は、以下の3部構成で出題されます。
- 必須問題50問
- 一般問題130問
- 状況設定問題60問(1問2点)
そして必須問題の8割に正解しないと、他の問題が満点であっても不合格になります。そのため、まずは必須問題が8割以上取れるレベルに達することが前提条件になります。
また丸暗記で答えの根拠を考えないと、出題方法や傾向が変更された時に柔軟に対応できません。色々な参考書を解く方もいますが、まずは1冊を完璧に解きましょう。どれも中途半端に終わらせると、結局解ける問題しかやっていないのと同じだからです。
正しい勉強方法を知り、国家試験までの少ない時間を最大限有効活用できるようになりましょう。
3. イージーミスをする
国家試験当日のイージーミスも命取りです。
国家試験は不安と緊張の連続です。試験会場の雰囲気にのまれ、いつもの実力が発揮できないばかりか、イージーミスをすることも想定されます。
代表的なイージーミスは、以下の通りです。
- マークミス
- 問題を読み間違える
学校のテストや模擬試験で誰もが一度はマークミスをした経験があるのではないでしょうか。
模擬試験であれば取り返しがつきますが、国家試験は年に1回限りの試験です。記入箇所がズレるだけで、1年を棒に振るのは非常にもったいないです。試験中は常にマーク先と問題番号と照らし合わせるように徹底しましょう。
その他にも問題を読み間違えるミスもあります。
例えば、「正しいもの」or「誤っているもの」を選びなさいなのかを読まずに回答した結果、不正解だったというのは、よくある話です。試験時間を気にして焦り、読み飛ばす方もいます。時間に限りがあるからこそ、ゆっくり確実に問題を解いていきましょう。
当日は最後の試験が終わるまで気を抜かず、やり切ることがポイントです。
4. 場慣れしていない
場慣れしていないのも不合格になる可能性を高める原因です。
場慣れをしている人の方が、緊張に対して圧倒的に強いからです。
看護師国家試験は年に1回しか開催されません。その上、初めての試験会場で知らない人に囲まれての受験なら、どんな人でも緊張して当然でしょう。
試験中の緊張は、焦りや不安に変わり、日頃の実力を発揮しにくくします。しかし、場慣れしておくと、ある程度緊張への対策もできます。
場慣れするための具体的な対策は、以下へ積極的に参加することです。
- 学校内・外の模擬試験
- プレゼンテーションのある講義
- 大学ならミスコンなど人前に立つイベント
これらの方法に共通して言えるのは、人前に立つ緊張感を味わえることです。試験当日、緊張をゼロにはできませんが、場慣れすることで普段通りの実力を発揮できるようになります。
5. 体調管理できていない
体調管理ができていないと試験当日に実力が発揮できず、これまでの努力が無駄になってしまいます。
試験当日までにできる体調管理の例として、以下があります。
- 早寝早起きで生活リズムを整える
- アルバイトをセーブする
- メンタル管理
試験1ヶ月前からは、早寝早起きで生活リズムを整えましょう。意識する点は、試験開始時間に最も脳が活性しておくように調整することです。人間の脳が正常に働くためには覚醒後数時間は必要と言われています。
当日は身支度や忘れ物がないかチェックする時間も必要なので、早起きの習慣をつけておくと時間に余裕を持った行動もできます。
またストレッチなどの軽い運動習慣をつけると良いでしょう。運動をすると脳内伝達物質の一種セロトニン(ストレス解消ホルモン)が分泌されることが分かっています。十分な睡眠時間を確保することによって、国家試験への不安やストレスを解消する効果もあるのです。
6. そもそも看護師になりたくない
そもそも看護師になりたい思いがないと国家試験に合格するモチベーションは維持・向上できません。
看護師になりたいと思わない人にありがちな理由は、以下の通りです。
- 親や先生に勧められて進路を決めた
- 他にしたいことが見つかった
- 資格を取れるなら何でも良かった
人間は目的や目標がないとモチベーションを維持できない生き物です。看護師になりたいというモチベーションこそ、国家試験に合格する原動力となります。
【即実行可】看護師国家試験に合格する人の勉強法5選
看護師国家試験に合格する人の勉強法は、以下の5つです。
- 過去問で傾向と対策を把握する
- 必須問題の対策を徹底する
- 回答の根拠を考える
- 見直し時間込みで受験する
- 計画的に勉強を進める
5つのポイントを押さえておくと、時間を効率的に使い、効果的な勉強で国家試験対策ができます。今すぐ簡単に始められる方法ばかりなので、活用していただければ幸いです。
1. 過去問で傾向と対策を把握する
合格する人の多くは、出題傾向と対策を把握してから国家試験対策を始めます。
闇雲に勉強するよりも効率的に対策できるからです。出題傾向は過去問題から探ることができ、近年の出題方法としては、以下が増えました。
- 視覚素材の活用
- 禁忌事項に関する問題の強化
- 非選択式計算問題(計算した数値を回答
- 五肢択一・五肢択二
特に図解を用いた視覚素材や禁忌事項問題が強化された背景は、看護師国家試験の時点で臨床現場に不適切な人材を除外する傾向が強くなったためと考えられます。
文章で理解するだけでなく、実際に目で見たものを判断できる能力が国家試験対策には求められています。
2. 必須問題の対策を徹底する
合格する人は、必須問題の対策を徹底しています。必須問題は8割以上の正答率が絶対条件だからです。その他の問題がどれだけ正解していても、この条件に満たない受験者は不合格となります。
必須問題50問(240問中)であり、40問以上の正答率が求められます。出題傾向として、基礎看護学から医療制度、倫理に至るまで広範囲からの出題です。詳しくは厚生労働省の看護師国家試験出題基準をご参照ください。
必須問題の対策をしておくと看護のベースとなる基礎看護学の総復習ができます。この知識は実習や就職後のあなたの土台になるメリットもありますので、少しずつでも勉強しましょう。
3. 回答の根拠を考える
回答の根拠を考えることも合格する人の勉強法の特徴です。
重要なのは、なぜ正解なのかの根拠を探ることであり、国家試験対策における重要な考え方になります。
回答を丸暗記するだけの勉強法だと出題傾向の変更で正解がわからなくなるリスクがあります。一方で根拠まで理解すると、同じミスを予防でき、自分の知識として定着も可能です。また就職後に現場で活きる知識になるメリットもあります。
そのため、問題を解き終わったら「正解の根拠は何なのか?」という視点で答え合わせをしましょう。地道な作業ですが、長期的に考えて一番の近道です。
国家試験が近づくにつれて、不安や焦りも出てきますが、一問一問丁寧に試験対策をしていきましょう。
4. 見直し時間込みで受験する
合格する人は見直し時間込みで受験します。
試験時間には限りがあり、1問1分程度で回答していかないといけません。悩む時間が長いと、他も問題を解く時間がなくなり、後半戦が苦しくなります。
一方の合格する人は、1問あたりにそこまで時間をかけません。できない問題は飛ばすか、直感的に正解だと感じた番号にマークしておき、次々問題を解き進めます。そして、自信のない問題は後で見直しをします。
最後まで回答できず、無記入回答となるのが一番もったいないので、全問題に回答する様な時間配分を考えておきましょう。
また試験による緊張もあり、自信のない問題は悩んでいても正解しにくいでしょう。そのため、全問題に回答した後に見直しをして、正答率を上げていく方法をおすすめします。
5. 計画的に勉強を進める
計画的に勉強していくことも合格する人の特徴です。
看護学生は、国家試験対策に加えて学校のテストや実習、就職活動などを同時に行わなければいけないため、非常に多忙です。そこで時間を有効活用し、効率的に勉強していくことが必要です。
国家試験に合格するというゴールから逆算したスケジュールを立てることをおすすめします。詳しいスケジュールについては、本記事の「【見本】看護師国家試験に向けた理想のスケジュール公開!」で解説しますので、ぜひご活用ください。
また効率的に勉強をしていくコツとして、実習や学校テストと並行して国家試験の同じ単元を勉強する方法もあります。実習先の実体験や教科書で復習ができるなど知識が定着しやすいメリットがあります。
看護師国家試験の勉強の効率を高める4つの方法
国家試験に合格する人の勉強法が分かっただけでも十分試験対策は可能です。しかし実習や就職活動、学校のテストと多忙な看護学生だからこそ、学習効果が高まる方法を知り、短時間で実力をつけたいと思いますよね。
国家試験の勉強の効率を高める方法は、以下の4つです。
- 過去問題集を繰り返し解く
- 参考書を絞る
- 模擬試験を積極的に受ける
- スキマ時間を有効活用する
では、詳しく解説します。
1. 過去問題集を繰り返し解く
過去問題集を繰り返し解きましょう。
特に直近5年間の問題は、出題傾向や重要な単元の分析もできるため、問題慣れをすると同時に国家試験で何を求められているかも探ることができます。
繰り返し解く時際のポイントは、以下の通りです。
- 正誤の根拠まで理解する
- 正解できるまで解く
- 丸暗記はしない
- 誰かと一緒に取り組む
繰り返し解く場合、正誤の根拠を確認する習慣をつけましょう。根拠を理解していると、出題傾向が変わっても惑わされなくなります。
また、臨床現場では自分の行動一つひとつに根拠を求められます。就職後にも活かせる知識を定着させる意味でも根拠が理解できるまで解き直すことは重要だと言えます。
また、誰かと一緒に取り組むと勉強を続けるモチベーションになります。分からない部分をお互いに解説したり調べたりすると学習も深まるでしょう。
2. 参考書を絞る
数冊に絞った参考書を繰り返し解きましょう。
効率的に学習できない人の傾向として、何冊も参考書を買って、どれも中途半端な状態で終わることが挙げられます。そして自分は分かる問題しか解いていないため、学習は深まっていません。
国家試験対策で重要なのは、解けない問題をシラミ潰しをすることです。そこで参考書を2〜3冊に絞り、すべて正解できるまで繰り返し解きましょう。多くの問題に当たることも大切ですが、正答率を上げていくことも国家試験に合格するのに必要なのです。
3. 模擬試験を積極的に受ける
模擬試験を積極的に受けることで試験に向けてより効果的な勉強ができます。
模擬試験は当日の試験を想定した問題で構成されており、出題傾向や難易度を把握する上で非常に有効だからです。試験結果で現在の自分のレベルと今後の課題が明確になるため、重点的に勉強すべき単元の分析もできるでしょう。
模擬試験の結果に一喜一憂する必要はありません。結果からどの様に改善していくかが重要なのです。
また、初めて見る問題や慣れない環境で試験を受けると、場慣れできるメリットもあります。国家試験当日は誰もが緊張します。場慣れしておくと緊張感を最小限に抑えつつ、普段通りの実力が発揮しやすくなるでしょう。
4. スキマ時間を有効活用する
スキマ時間を有効活用することも勉強の効率を高める方法です。
看護学生は国家試験以外にも就職活動や実習などもあり、非常に忙しいからです。限られた時間を有効活用できるかがカギになります。
おすすめの方法は、以下になります。実際私が看護学生時代に行い効果を実感した方法を紹介します。
- ポケット参考書
- スマートフォンアプリ(国家試験一問一答など)
- 学生同士で学んだことを教え合う
ポケット参考書やスマートフォンアプリのメリットは、ちょっとした時間でも簡単に始められることです。通学や実習先までの移動中、休憩中の様なスキマ時間を活用すると良いでしょう。
分厚い過去問題集や参考書を開いて勉強をするのはハードルが高く面倒です。また持ち運びも大変で、利便性にも欠けます。
また同級生と学んだことを教え合う方法も有効的です。参考書を開くことなく、すぐに始められます。また教え合うとお互いの知識が深まり、勉強へのモチベーションも高まります。
【見本】看護師国家試験に向けた理想のスケジュール公開!
看護師国家試験に向けて勉強をするなら、スケジュールを立てて計画的に行う必要があります。限られた時間を有効活用しつつ学習管理をしておかないと「どこまで」「何を」勉強したかが把握できないからです。
そこで看護師国家試験に向けた理想のスケジュールについて、以下の4つの時期に分けて解説します。
- 4〜6月:勉強開始
- 7〜9月:基礎知識+必須問題
- 10〜12月:必須問題+一般・状況設定問題
- 1月〜試験当日:総復習
私が看護学生だった頃に同様のスケジュールで行い合格できたので、実用的です。そっくりそのまま真似をしてもらっても構いません。
4〜6月:勉強開始
できるだけ早くから試験対策をするに越したことはありません。対策開始時期に明確な基準はありませんが、最終学年の春から始めるという方が多いでしょう。
4〜6月は出題傾向や対策を考えつつ、解けそうだったり、興味があったりする単元を解いてみると良いでしょう。
また自己分析をするとより効率的に勉強ができます。特に苦手な単元が分かれば、早めに勉強を始めるなど、国家試験に向けてスケジュール立てでき、計画的に対策ができます。
知識の補充や強化をメインの時期にすると良いでしょう。
7〜9月:基礎知識+必須問題
7〜9月は、基礎知識+必須問題を重点的に対策しましょう。
必須問題は8割以上(50問中40問以上)正解が合格条件です。必須問題の対策が不十分だと、一般や状況設定問題の対策が十分であっても不合格になるリスクが高まります。
早い時期から必須問題で基礎知識を固めておくと、その後の単元で応用も聞けます。
実習や就職活動と被る辛い時期かもしれませんが、少しずつでも勉強できる時間を見つけて進めていきましょう。この時期に努力しておくと、後々の心の余裕も生まれます。
10〜12月:必須問題+一般・状況設定問題
10〜12月は、必須問題+一般・状況設定問題の勉強を始めましょう。必須問題で学んだ基礎看護学を応用できるため、闇雲に勉強している人よりもスムーズにできます。
一般・状況問題は各論の問題が出題されます。必須問題よりも専門性は高くなり、単元ごとに深い知識が求められます。
おすすめの勉強方法は、実習と国家試験の単元を合わせて進めることです。例えば、老年看護学実習であれば「老年看護学」の問題を勉強すると知識の定着がしやすくなります。
また国家試験対策へ向けて周りも必死になるため、モチベーションの維持がしやすい時期でもあります。一方で焦りや不安が出てくるため、勉強が手につかないのもこの時期ならではの悩みでしょう。
焦りや不安があれば、一人で悩まず周囲に相談するなど、気持ちの整理をつけながら頑張っていきましょう。
1月〜試験当日:総復習
1月〜試験当日は、これまでの総復習をしましょう。
試験直前に新しい知識を詰め込んでも、記憶に定着する可能性は低いからです。反対に、繰り返し復習することで、記憶に定着しやすくなるからです。
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線によると、人間は学習した内容も1時間後には56%、1日後には66%忘れると言われています。
このことより、試験直前に焦って暗記しても記憶に止まる可能性は低いでしょう。一方で、これまで勉強して一度記憶した経験がある知識については、繰り返し復習することで、記憶に定着します。
また総復習とともに生活リズムを整え、本番に向けて体調管理をしましょう。
まとめ:看護師国家試験に合格するなら計画的な勉強がカギ!
以上、看護師国家試験に落ちる人の特徴について詳しく解説しました。要点を以下にまとめます。
- 看護師国家試験の合格率は約9割
- 国家試験に落ちる人の多くは勉強法を間違っている
- 合格するには傾向と対策を把握し計画的に勉強していく必要がある
- 模擬試験やスキマ時間を活用すると効率的に勉強ができる
- 年間スケジュールを立てて計画的に勉強をすることが大切
看護師国家試験に落ちる人の多くは、 勉強方法を間違っています。 学校の課題や実習と国家試験対策を両立するためには、効率的に勉強することが求められます。
一方で国家試験に合格する人は、年間スケジュールを立てて計画的に勉強をします。また、 実習の単元と同時に勉強をしたり、 スキマ時間を活用したりするなど、効率的に勉強ができています。
無事看護師国家試験に合格するため、この記事で解説した勉強法を参考にしていただけると嬉しいです。
この記事を書いた人
秋山 京洋
広島県立三次看護専門学校卒業。看護師免許取得。小児科や一般外科病棟を経験。現在は臨床で培った知識やスキルを活かしてライターとして活動中。執筆業以外にもKindle本の出版や絵本制作など精力的に活動の場を広げている。